診断を受けていない娘の歩み①小学校まで

母がフルタイムで働いていたこともあり、生後6カ月で保育園に入園。3歳児検診の時に「発達に少し遅れがあるかもしれないので様子を見ましょう」と言われ、同時期に保育園からも「みんなと一緒に遊ばないのでもしかしたら少し遅れがあるかもしれない」と言われました。保育園にカウンセラー的な方に来ていただきお話をしたり、保育園の先生が同行して区の相談機関に連れて行ってくださったり、手厚くしていただきました。
あしすとに通うのは母の仕事の関係で難しかったので、土日に療育していただけるうめだあけぼの学園に通うことにしました。4歳から小5まで通いました。
あけぼの学園は毎週ではなかったので、空いている土日は支援が必要な子も受け入れている七田チャイルドアカデミーに通いました。5歳ぐらいから結局小6まで通っていました。

就学にあたっては、就学前検診で心配なことを伝え、教育センターに相談しました。「最初は普通級でやっていけると思いますが小3~4年生あたりでつらくなってくるかもしれません」と言われました。
悩んだ末、学区の小学校の普通級に入学し、近所のクラスメイトや担任の先生にお世話になりながら通いました。
しかし、4年生のとき、担任の先生から「現状、お客様状態で、周りのみんなが助けてくれています。このままだと自分でやっていく力が養えないかもしれません」と言われ、本人のためになっていないことに気づきました。
本人にも学校生活について聞くと「つらい」と言い出したため、通常級・支援級・通級を行き来し、5年生から支援級に移りました。通っていた学校内に支援級があったため、それまでのクラスメイトとも交流でき、楽しい学校生活が送れるようになったようでした。