一般的に「姪」といえば離れて暮らす親族を想像するかもしれませんが、我が家の姪は少し事情が違います。

彼女は小学4年生から私たちと同居し、高校1年生の時に親権者である義母(妻の母)の元へ移りました。

その後は日常生活を義母宅で送りつつ、進学や就職、福祉・医療関連の手続きは私たちがサポートするという二人三脚の体制で、障害年金を受給しながら就職を果たしました。

しかし、職場の担当者が代わって合わなくなってしまい、仕事は1年余りで辞めることに。

ここから受難の時期が続くのですが……その詳細はまた別の機会に譲ります。

義母の家ではどうしても甘えが出てしまい、なかなか自立心が育ちませんでした。

そこで環境を変えるため、姪は再び足立区へ戻り、私たちの家のすぐ近くのアパートで一人暮らしを始めることになります。

とはいえ、すぐに完全に自立できるわけもなく、私たちが色々と世話を焼く日々。

妻と義母という「船頭が2人」の状態でのサポートは、親子とはいえ方針のすり合わせなど、なかなか大変だったようです。

そんな折、姪が突然「パソコンが欲しい」と言い出しました。

妻も義母も「PCスキル=手に職」と考えたため大賛成。

ところが、彼女が選んだのは周辺機器を含めると総額50万円ほどにもなる高額なゲーミングPCでした。

無計画に買おうとする姪も姪ですが、それを許してしまう側も問題です。

結局そのまま購入したものの、具体的な使い道を話し合うわけでもなく放置状態になっていました。

しかし、人生何が転機になるかわかりません。

実は、彼女はそのPCでひそかにゲーム実況を始めていたのです。

そして驚くべきことに、その実況のフォロワーだった男性と結婚することになりました。

お相手はエンジニアで、姪が一人で生活するのが難しい事情を理解した上で、なんと私たちの家の近くに新居を購入してくれたのです。

今のところ「棚からぼたもち」のような展開ですが、本当に何がきっかけで状況が好転するかはわからないものですね……。(次回へ続く)